2012年10月24日水曜日

無口なAさん ①


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友達から紹介してもらったAさん。

Aさんとは結局うまくいかなかったけど、私の婚活史上一番たくさん会った人。


Aさんは無口な人で、いつも私から話しかけていた。

ただ、質問したことに関してはそれなりにしゃべるので、質問事項さえあればある程度会話は続く。

うまく話が続くと私も楽しいと思うので、結局5回会ったけど、それで終了。


Aさんは無口なので、会っている間に私を何かに誘うなんてことはなく、お誘いはいつもメール。


そしてそんなAさんに私も慣れることができず、私から誘うのもメール。


(私は初対面の人とでも普通に話せるけれども、異性同性問わず、慣れるのにはとても時間がかかるので・・・)


そして、そのメールも何か会話をするのではなく、次に会う約束をするだけなのに、Aさんの返信が遅い!


一度、出かける約束のやり取りの途中で1週間返信がなく、その時はさすがにもう一度メールを出した。


Aさんは携帯はほとんど見ない、とのこと。

でもスマホも持っていて、そっちはしょっちゅういじっていた。


人のメールの頻度に正しい正しくないなんてないとは思うけど、もしかしてうまくいくかも?という状態の異性がいて、その人からメールが来るかもしれない、という状況で「携帯をほとんど見ない」ってなんだろう?


それも、スマホはよく使っているということは、そういった端末自体を使わない人ではないということ。


もしかすると、私はけっこうすぐメールを返すほうだから、私に好かれている、とか思われていたのかなぁ?


こんな感じで何回かAさんと会って、5回目。

野球観戦に行った。

席に座ってしばらくすると、Aさんが買い物に行って来る、と席を立った。

戻って来ると、手にはハンバーガーとポテトをひとつずつ。

私に、よかったら一緒にとポテトを差し出し、ハンバーガーを食べ始める。

昼過ぎ開始のゲームだったし、私も昼ご飯はどうするのかな?とは思っていた。

そして、そう思っていたのに聞かなかった私も悪い。

とういか、私もそう聞けなかったんだよね。

今思っても、私、本当にAさんに慣れてなかったんだなぁ、って思う。

この微妙な状態で、今度は私が勝手に自分の昼ご飯を買って来て食べる、というのは難しく、昼ごはんはあきらめて観戦することに。


だいぶたってから、またAさんが買い物に席を立った。

今度はホットドックひとつとコーヒーふたつ。

私はコーヒーを飲むと胃がやられるので飲まないのだけれども、この状況で断れるはずもなく、すきっ腹でコーヒーを飲むことに。

Aさんはもくもくとホットドックを食べていた。

なぜ、私にコーヒーを買って来てくれる気使いがあるなら、昼ご飯を買いに行きませんか?の一言が言えないのだろう・・・


こんな感じで終わった野球観戦。

でもこの時点では私はまだあきらめていなかった(笑)

Aさんが無口なのはいつもなのか私といる時だけなのか、私が質問しないと話さないけど楽しいのか、とか、次回はつっこんだ話をしよう、つっこんだ話をするなら、多少酔いが回っていたほうがいいから、次回は飲みに誘おう、 と、もう1回会ってみよう、と思っていたのだけど。



結局、この誘いのやり取り中、3日間メールの返信が来なくて、4日目にもう無理と私が切れて・・・


3日くらい私があいている日を送っていたのだけど、「予定が入ってしまいました、すみません。またの機会に」とお断りしてしまった。


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