2012年10月25日木曜日

無口なAさん ②


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Aさんとの野球観戦の後、無理そうかなと思いつつも、もう一度会ってみよう、そしてもっと突っ込んで質問してみよう!と思っていたのだけれども。


結局メールの返信の遅さに限界を感じて、私から誘ったのに私から断ってしまった。



それからしばらくして、Aさんからメールが。

 私の休日の予定を聞いて、自分はあるイベントに行きます、という内容。

その段階で、もし誘われたら行ってもいいかと思っていた。

今まで、メールの返信が遅くていらいらするのは、私から誘った時。

日程など聞いても返事が来ない。

でも、Aさんから誘われた場合は、Aさんのメールに私が答える形で私は返信を求めないので、あまり気にならない。

ということで、私の休日の予定と、どんなイベントなんですか?とイベントについて質問。

とりあえず、まだ誘われていないので、「そんなイベントがあるんですね」とか「楽しそうですね」とか、
流れでメールをしていると、「行ってみますか?」とお誘いのメールが。

さて、そこでそのイベントについてちょっと調べてみると、私が行きたくない!と思うものだったということが判明。


これは困った・・・

この流れで断るのはどう考えてもおかしい。

流れとはいえ、楽しそうですね、とか言ってるし・・・

結局、悩んだけど、頑張って行ったとしても楽しめると思えない、そして楽しい振りをすることは難しいだろう、と断ることに。


こうこうこういう理由でやっぱり行けないと、私としては精一杯謝って断った。

そうしたら

「そんなことだろうと思ってました。」

という返事が・・・


口実だと思われたのでしょう。

確かに、口実だと思われてもしょうがないやり取りだし。

(ただ、Aさんと会いたくないと思っていたら、最初の予定を聞かれた時点で、すべて予定が入っていると答えるけどね。)


その前も断っているし、前回と今回のやり取りは私が悪いと思う。

でも、もし私だったら、口実で断られたと思っても、そんなメールは出さないなぁ。


残念です、またの機会に、というメールを出して、その後また誘うかあきらめるかは時と場合によるけど。


この時の私の気持ちとしては、Aさんから、またの機会に、というようなメールが来て、また別なものに誘われたら行った可能性は高い。

その後うまくいったかどうかはなんとも言えないけど。


さて、この「そんなことだろうと思ってました」メールの破壊力は大きく、私は口実ではないと釈明する気力も失せて、もう口実と思われてていいや、と思って返信もせず。

Aさんもまさかあのメールに返信を求めていないだろうし、もうAさんから誘われることも私からメールをすることもないでしょう。

Aさんとのことを書いていて、やっぱりもっと早く見切りをつけるべきだった、と思った。

遅くても野球観戦であきらめればよかったんだよね。


どうしてAさん相手に私ががんばったか。

それは友達からの紹介で身元がしっかりしているから。

やっぱり、カップリングパーティーや社会人サークル、婚活サイトは身元がはっきりしていない。
(婚活サイトはAさんと会った時はやっていなかったけど)

もちろん、そういったリスクと引き換えにいろいろな人と出会えるのだし、そこで会った人を皆怪しいと思っているわけではないけど、やっぱり身元がしっかりしている人の方が安心できる。

だから、Aさんとうまくいかないかな、と本当に思っていた。

何回か会えば、Aさんをいいなぁと思うのではないかと。

性格とか食べ物の趣味とか、似ている部分もあって、気が合うのではないかと、とも思ったし。


でも結局ダメだった。

残念。


今は、Aさんと会った5回を超えて会える人がいるといいなぁと願っている。

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